サロンと歯医者のホワイトニング、どっちが正解?後悔しないための選択

「歯を白くしたいな」と思ったとき、街中で見かける手頃な価格のホワイトニングサロンと安心感のある歯医者さん、どちらを選ぶべきか迷っていませんか?
「サロンは手軽だけど、本当に白くなるの?」
「歯医者さんは安心だけど、価格が高そうだし、痛そう…」。
そんな悩みで、ホワイトニングへの一歩を踏み出せないでいるのは、あなただけではありません。
結論からお伝えします。
もし「理想の白さ」と「安全性」の両方を重視したい方は、
歯科医師や歯科衛生士が施術を行う歯科医院でのホワイトニング がオススメです。
一方で、「まずは費用を抑えて歯の表面や着色を落として、気軽に始めたい」という方には、
サロンで行うホワイトニングが向いています。
この記事では、サロンと歯科医院のホワイトニングの決定的な違いを、専門家の視点から解説します。
そして、なぜ『理想の白さ』と『安全性』を両立したいあなたに、歯科医院での施術を強くオススメするのか、その明確な理由をお伝えします。
上大岡駅から徒歩1分の当院は、「土日診療」にも対応し、19:30まで診療可能な歯科医院です。
歯のお悩みや気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
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24時間対応のWEB予約も承っております。

そもそもホワイトニングとは?

ホワイトニングとは、食生活や加齢、喫煙などによって黄ばんでしまった歯を、専用の薬剤で歯を内側から白くするための処置です。
コーヒー、カレーなどといった日々の食べ物や飲み物、加齢、生活習慣などによって、歯は少しずつ内部まで黄ばんでいきます。
このような歯の内部にまで及ぶ黄ばみは、通常の歯磨きやクリーニングでは落とすことが難しいのが現実です。
ホワイトニングは、この歯の内部に沈着した色素を化学的に分解することで、歯が本来持つ色を取り戻し、さらにはそれ以上に明るく輝かせることができます。
ホワイトニングのメリット・デメリットについて

憧れの白い歯が手に入るホワイトニング。
しかし、検討する上では、良い面(メリット)と、知っておくべき注意点(デメリット)の両方をしっかり理解しておくことが、後悔しないための大切なステップです。
ここでは、ホワイトニングがあなたの生活にもたらす変化を具体的に見ていきましょう。
ホワイトニングのメリット
まずは、ホワイトニングをすることで得られるメリットです。
第一印象が良くなる
白い歯は清潔感と健康的なイメージを与えることができるため、ビジネスやプライベートでの第一印象をアップすることが期待できます。
自信を持って笑える
「歯の色が気になって、口を開けて笑えない…」そんなコンプレックスから解放されます。
写真写りにも自信がつき、笑顔が増えていきます。
若々しい見た目に
歯が白くなると顔全体の印象がパッと明るくなります。見た目年齢を若々しく見せる効果も期待できます。
自分への自信につながる
口元がキレイになることで、自分への美意識が高まります。
笑顔が増え、内面からの自信にもつながる、ポジティブな連鎖が生まれます。
デメリット
次は、デメリットについて説明していきます。
知覚過敏が出ることがある
使用する薬剤の影響で、一時的に歯がしみる症状が出てしまう可能性があります。
定期的なメンテナンスが必要
ホワイトニングは時間とともに色戻りすることがあります。
そのため、美しい白さを維持するには、定期的なケアが必要です。
保険適用外の費用
ホワイトニングは保険適用外の自由診療です。本格的な白さを目指すほど費用もかかります。
そのため、ご自身の予算と目指す歯の色の白さとのゴールをすり合わせることが重要です。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングの方法は主に以下の4つに分類されます。
- オフィスホワイトニング(歯科医院で行う)
- ホームホワイトニング(自宅で行う)
- デュアルホワイトニング(上記2つを併用)
- セルフホワイトニング(サロンや市販の製品を使って自分で行う)
次の章で、詳しく解説していきます。
歯科医院で受けられる「医療ホワイトニング」

歯科医院で行うホワイトニングが他の方法と大きく異なるのは、歯科医師または歯科衛生士による「医療行為」だからです。
施術は必ず、国家資格を持つ歯科医師または歯科衛生士が行います。
なぜなら、歯を内側から漂白する効果を持つ「過酸化水素」「過酸化尿素」といった高濃度の薬剤は、専門家による正しい知識と管理が求められるため、法律によって医療機関でのみ使用が認められているのです。
特徴
- 「過酸化水素」「過酸化尿素」といった高濃度の薬剤でしっかり漂白できる
- 歯や歯肉の状態を確認してから施術してもらえる
- 歯科医師や歯科衛生士が施術するため、安心
- 比較的、効果を早く実感できる
オフィスホワイトニング(即効性を求めるあなたへ)

歯科医院で受けるホワイトニングで、高濃度の薬剤を使用し、LEDやレーザーを照射して歯を漂白します。
即効性が高く、1回の施術でも変化を実感しやすいため、短期間で白さを得たい方におすすめです。
施術の流れ
- カウンセリング
- 口腔内の検査
- クリーニング
- 薬剤の塗布
- 光の照射(約30〜60分)
- 術後のケア指導
当院でのホワイトニングの施術ついての詳しい詳細はこちらをご覧ください。

費用の目安
20,000〜60,000円/1回
ホームホワイトニング(じっくり、透明感のある白さへ)

歯科医院でマウスピースを作成し、自宅で低濃度の薬剤を使ってホワイトニングを継続する方法です。
効果の現れ方はゆるやかですが、色の後戻りがしにくいという特徴があります。
施術の流れ
- カウンセリング
- 口腔内検査
- クリーニング
- 歯科医院でマウスピースを作成・装着
- メンテナンス、アフターケア(自宅で薬剤を塗布し、1日数時間装着(約2週間))
費用の目安
20,000〜40,000円
デュアルホワイトニング(最強の白さと持続性を)
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。
オフィスで一気に白くした後、ホームケアでその白さを定着させるため、到達できる白さも、その持続性も最も高いとされています。
費用の目安
50,000〜80,000円
サロンで受けられる「セルフホワイトニング」

「まずは費用を抑えて、気軽にホワイトニングを試してみたい」
そんな方に選ばれるのが、サロンで行うセルフホワイトニングです。
最大のメリットは、比較的安価で、自分のペースで始められる手軽さにあります。
ただし、その手軽さには理由があり、医療機関ではないため、歯を内部から漂白するような強力な薬剤は使用できません。
歯の表面についたコーヒーや紅茶などの着色汚れを落とし、あなたが本来持っている歯の色に近づけることです。
歯そのものの色を明るくするわけではないため、ご自身の自然な歯の色を取り戻したい方や、本格的なホワイトニング後の白さを長持ちさせたい方のメンテナンスとして活用するのがおすすめです。
特徴
- 「酸化チタン」や「ポリリン酸ナトリウム」といった低濃度の薬剤を使用した表面の汚れ除去が中心
- セルフで薬剤の塗布やライトまで行う
- 費用が安価である
- 複数通う必要があり、効果も得られにくい
セルフホワイトニング
市販の製品やサロンで、自分自身で行う方法です。
低コストで始めやすいのがメリットですが、薬剤の制約により効果に限界がある点には注意が必要です。
費用の目安
2,000〜10,000円
【一目でわかる】歯科医院 vs サロン 徹底比較表
| 項目 | 医療ホワイトニング(歯科医院) | セルフホワイトニング(サロン) | 
| 作用の仕組み | 歯の内部の色素を分解・漂白 | 歯の表面の着色汚れを除去 | 
| 到達できる白さ | ◎ 元の歯の色以上に白くできる(2~8段階UP) | △ 本来の歯の色までしか白くならない | 
| 安全性 | ◎ 歯科医師が診断・管理。万一の際も安心 | △ 医療行為は不可。トラブルは自己責任 | 
| 持続性 | 〇 数ヶ月~1年程度 | △ 数日~数週間で色戻りしやすい | 
| 費用感 | 効果に見合った中~高価格帯 | お試ししやすい低~中価格帯 | 
サロンと歯科医院でのホワイトニング、どっちを選べばいいの?

ホワイトニング選びで迷ったら、まず「ゴール設定」が何より大切です。
あなたが求める「白さのレベル」と「スピード感」で、どちらを選ぶべきかで変わります。
確実に白さを実感し、通院回数もできるだけ少なくしたい方には、歯科医院でのホワイトニングが断然おすすめです。
一方、サロンでのホワイトニングは、使用できる薬剤の濃度が低いため、効果を得るまでに何度も通う必要があります。
その結果、白くなるまでに時間がかかり、最終的には費やす時間や費用のコストパフォーマンスが悪くなりやすい傾向にあります。
本気で「理想の白さ」を求めるあなたへ
「結婚式までに確実に白くしたい」「芸能人のような輝く歯に憧れる」
そんな方は、歯科医院のホワイトニング一択です。
医療機関でしか扱えない高濃度の薬剤は、1回の効果がサロンとは全く異なります。通院回数が少なく済むため、結果的に時間的・金銭的なコストパフォーマンス(費用対効果)で上回るケースが多いのでオススメです。
まずは「お試し感覚」で始めたいあなたへ
「大がかりなのは少し怖い」「まずは着色汚れがどれくらい落ちるか試したい」
このような場合は、サロンでのホワイトニングを検討しましょう。
歯科医院でのホワイトニングを強くお勧めする3つの理由

私たち専門家が、なぜ歯科医院でのホワイトニングをお勧めするのか。それは「白さのレベル」だけが理由ではありません。
1. なによりも「安全」だから
ホワイトニングは、虫歯や歯周病がある状態で行うと、強い痛みを引き起こしたり、症状を悪化させたりするリスクがあります。歯科医院では、必ず事前にお口の中を隅々までチェックし、治療が必要な箇所があれば先に治してから、最も安全な状態でホワイトニングを行います。
2. あなたに合った「最適な方法」を提案できるから
「神経を抜いて黒ずんでしまった歯」「詰め物や被せ物との色の差が気になる」といった複雑なケースは、セルフホワイトニングでは対応できません。歯科医院なら、ウォーキングブリーチといった特殊な方法や、セラミック治療との組み合わせなど、プロならではの視点であなたのお悩みを解決する最適なプランをご提案できます。
3. 白さを長持ちさせる「アフターケア」まで任せられるから
白くなった歯をできるだけ長く維持するためには、術後のケアが重要です。
色戻りを防ぐための食生活のアドバイスや、効果的な歯磨きの方法、最適なメンテナンスのタイミングなど、専門的な知識であなたの理想の白さをサポートしてくれます。
よくあるご質問(Q&A)
- 痛みはありますか?
- 
一時的にしみることがありますが、通常はすぐに収まります。収まらない場合は施術を受けた医院までご連絡ください。 
- どれくらい白くなりますか?
- 
一般的に1〜3段階ほど白さがアップします(個人差はございます)。 
- 何回行う必要がありますか?
- 
オフィスは1回で効果を実感できますが、複数回でより明るい歯を目指すことができます。ホームは約2週間の継続が理想です。 
- 虫歯や矯正中でもできますか?
- 
虫歯・歯周病がある場合は、まず治療を先行いたします。矯正中の方は担当の歯科医師に相談しましょう。 
まとめ
| ホワイトニングの種類 | 特徴 | 費用目安 | 
|---|---|---|
| オフィス | 即効性が高い | 20,000〜60,000円 | 
| ホーム | 継続で効果が長持ち | 20,000〜40,000円 | 
| デュアル | 即効性+持続性 | 50,000〜80,000円 | 
| セルフ | 手軽で安価 | 2,000〜10,000円 | 
どのホワイトニング方法が自分に合っているかを見極めるには、専門の歯科医院で相談することが第一歩です。
あなたの理想の笑顔を叶えるために、ホワイトニングを活用してみませんか?
当院でホワイトニングを検討されている方はこちらから詳細をご覧ください。
ご質問やご不明点など、お問い合わせはお気軽にどうぞ!

監修医
塚本 院長
略歴
・鶴見大学歯学部卒業
・神奈川県内の歯科医院にて勤務
・アーバン歯科 上大岡駅前院 院長
資格
・ストローマンインプラント証明書取得
担当科目
- 一般歯科
- 審美歯科(セラミック治療)
- インプラント
- 親知らずの抜歯


