根管治療
根管治療|上大岡駅の歯医者
根管治療とは
むし歯が進行すると、菌が歯の神経に侵入し、激しい痛みを引き起こすことがあります。この場合、歯の神経を取り除く治療が必要になります。根管治療では、痛んだ神経を取り除き、根管内を清掃して汚染物質を除去し、最後に根管の中に蓋をすることで、痛みを取り除きます。
根管治療の流れ
虫歯が進行し、歯の根にまで達すると、その内部の神経や血管が損傷し、死滅してしまいます。以前はこの段階の虫歯は抜歯しか選択肢がありませんでしたが、最近では根管治療により歯を残すことが可能になりました。
- STEP1
- 最初に、虫歯に侵された歯の部分を削り取ります。
- STEP2
- 処置を容易にするため、神経が通っている部分に穴を開けます。
- STEP3
- リーマーと呼ばれる専用の器具を使用して、歯根の感染部分を取り除きます。
- STEP4
- 内部を徹底的に洗浄・消毒し、再び菌が侵入しないように歯根の先まで密閉するために適切な薬剤を詰めます。
- STEP5
- 最後に、通常の虫歯治療と同様に、詰め物または被せ物で処理を完了します。
歯内療法の特徴
以前は、重度の虫歯の根管治療は手指の感覚だけを頼りに行われ、盲目的なアプローチが一般的でした。
- 日本の根管治療の成功率は30%以下
X-スマート プラスによる負担軽減
このシステムは、根管を拡大する際に使用されます。ニッケルチタン製のファイルを装着し、従来の手動ファイルよりも効率的に根管を拡大できるため、治療時間が大幅に短縮され、患者の負担も軽減されます。
CTによる精密診断・確認
当院では歯内療法の際には必ずCT撮影を行っています。通常のレントゲンでは確認が難しい部分も、3D画像による精密な診断と確認が可能です。